東京電力は28日、福島第1原発にたまる処理水の2回目の放出を10月5日から開始すると発表した。10基のタンクに入っている約7800トンを、約17日間かけて海に流す予定。
東電は、2回目に放出する予定の一部処理水のトリチウム濃度などを測定し、基準値を下回ったことを確認。初回の放出後、配管やポンプなどを点検して異常がないことが確認されたことから、2回目の実施を決めた。
〔写真説明〕東京電力福島第1原発の敷地内に並んだ処理水を貯蔵するタンク=8月24日、福島県(時事通信チャーター機より)
2023年09月28日 20時00分