伊原木隆太・岡山県知事後援会の政治資金収支報告書に虚偽の記載をしたとして、岡山区検は28日、政治資金規正法違反の罪で、後援会の会計責任者ら2人を略式起訴した。2人は起訴内容をおおむね認めているという。
起訴されたのは、同知事の後援会「いばらぎ隆太後援会」の会計責任者の50代男性と事務担当者の60代男性。
起訴状によると、2人は共謀の上、2018~21年分の後援会の収支報告書に、存在しない借入金の返済や残高などを記載し、岡山県選挙管理委員会に提出。60代男性は、ほかの七つの政治団体の収支報告書でも虚偽記載をしたとされる。
〔写真説明〕岡山区検(岡山法務総合庁舎)
2023年09月28日 20時37分