１０年前の死亡交通事故で逮捕＝３７歳男、時効まで１カ月―千葉県警
千葉市内で２０１３年１１月、バイクを運転中の女性を車ではねて死亡させたとして、千葉県警は２８日、自動車運転処罰法違反（過失運転致死）容疑で、自称無職の戸田昌宏容疑者（３７）＝同県印西市竜腹寺＝を逮捕した。
県警によると、今年１１月の時効成立まで約１カ月だった。戸田容疑者は「全く身に覚えがありません」と容疑を否認しているという。
逮捕容疑は１３年１１月５日午後８時２５分ごろ、千葉市花見川区の市道で乗用車を運転中、対向車線を走行していたバイクと衝突。運転していた会社員舘下敬子さん＝当時（４７）＝を翌日、搬送先の病院で死亡させた疑い。
県警によると、現場は片側１車線の緩やかなカーブ。事故を起こした車が見つからず捜査は難航していたが、戸田容疑者の関係者から情報を得て、逮捕に至ったという。
〔写真説明〕千葉県警本部＝千葉市中央区
2023年09月28日 23時24分
