2被告の起訴取り消し=殺人罪など「起訴後の事情で」―東京地検



東京地検が今月、殺人などの罪に問われた2被告の起訴を取り消していたことが16日、地検への取材で分かった。地検は「起訴後に生じた事情により、取り消すのが相当と判断した」と説明。東京地裁は同日までに、いずれも公訴棄却を決定した。

地検によると、起訴を取り消したのは、妻を車でひき殺したとして殺人罪に問われた男性(79)と、女性に性的暴行を加えるなどしたとして不同意性交致傷などの罪に問われたアンゴラ国籍の男性(32)。

79歳男性は2024年12月、東京都江戸川区で車の前に立ちふさがった妻をひいて殺害したとして、警視庁に逮捕された。地検は鑑定留置を行った結果、刑事責任能力があると判断して昨年4月に起訴した。

関係者によると、その後認知機能が低下したという。今月9日付で公訴棄却となった。

アンゴラ国籍の男性は足立区で20代だった女性に性的暴行を加えたなどとして、24年11月に起訴された。今月10日に初公判が予定されていたが、同4日付で公訴棄却された。関係者によると、予定されていた証人の出廷が困難になったという。

〔写真説明〕東京地検=東京都千代田区

2026年06月17日 11時45分


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