
【ローマ時事】欧州歴訪中の高市早苗首相は15日午前(日本時間同日午後)、イタリアのメローニ首相とローマで会談した。英国を加えた3カ国による次期戦闘機の共同開発計画「グローバル戦闘航空プログラム(GCAP)」の推進で一致。レアアース(希土類)など重要鉱物のサプライチェーン(供給網)拡大を含む経済安全保障分野の連携強化を打ち出した。
会談後、両首脳は共同記者発表に臨んだ。高市氏はGCAPについて「加速化させるために連携していく」と強調。供給網強靱(きょうじん)化に向けた覚書に署名したことを「歓迎」した。
メローニ氏は「イタリアと日本は戦略的パートナーだ。早苗と多くのテーマで意見交換を行うことができた」と語った。
高市氏は、フランス東部エビアンで15日に開幕する先進7カ国首脳会議(G7サミット)で、重要鉱物の共同備蓄構想を提起する方針。これに先立ち、メローニ氏と認識をすり合わせた。宇宙開発など先端科学技術研究分野の協力も確認し、共同声明などを発表した。
地域情勢を巡っても意見交換し、米国とイランが戦闘終結に関する覚書で合意したことを踏まえ、ホルムズ海峡の航行の自由確保へ連携していくことを申し合わせた。
【時事通信社】
〔写真説明〕日伊首脳会談後、共同記者発表する高市早苗首相(左)とイタリアのメローニ首相=15日、ローマ(AFP時事)
〔写真説明〕日伊首脳会談で握手する高市早苗首相(左)とイタリアのメローニ首相=15日、ローマ(内閣広報室提供・時事)
2026年06月15日 21時33分