
無許可で為替取引を行う「地下銀行」を営んだなどとして、警視庁と沖縄県警の合同捜査本部は17日までに、銀行法違反(無許可営業)などの疑いで、専門学生曽聡(26)=東京都豊島区西池袋、無職林梓強(24)=中野区東中野=両容疑者ら中国籍の男3人を逮捕した。いずれの認否も明らかにしていない。
他に逮捕されたのは、無職何清星容疑者(27)=新宿区上落合=。
捜査本部によると、曽容疑者らはマネーロンダリング(資金洗浄)組織のメンバーで、特殊詐欺で詐取された日本円を、日本在住の中国人の人民元と交換していた。拠点からは多額の現金が押収されており、複数の詐欺グループから詐取金を受け取り、マネロンしていたとみて、実態解明を進める。
曽、林両容疑者の逮捕容疑は2025年6~12月、中国人留学生が電子決済サービス「支付宝(アリペイ)」で送金した計約5万人民元を、計約120万円に両替し、無許可で為替取引を行った疑い。何容疑者は同年6月、沖縄県の80代女性に警察官を装ってうその電話をかけ、現金500万円をだまし取った疑い。
〔写真説明〕警視庁本部=東京都千代田区
2026年06月17日 13時11分