
終戦から81年となる15日、政府主催の全国戦没者追悼式が東京都千代田区の日本武道館で開かれる。天皇、皇后両陛下が出席され、高市早苗首相や遺族ら約4360人が参列。先の大戦により犠牲となった約310万人を悼み、平和への誓いを新たにする。
式典は午前11時50分すぎに始まり、高市首相の式辞後、正午から1分間黙とう。天皇陛下のお言葉に続き、遺族代表で父が戦死した金森武士さん(84)=岐阜県大垣市=らが追悼の辞を述べる。
厚生労働省によると、参列を予定している遺族は3270人。戦後生まれが56.3%を占め、2年連続で半数を超えた。最高齢は兄が戦死した男性(98)=川崎市=で、最年少はひ孫世代の男児(3)=東京都。
戦没者の親の参列は2010年が最後で、配偶者は戦後に夫が戦病死した女性(96)=山口県=のみ。きょうだいも92人にとどまり、子が最多の1180人となった。遺族の世代交代が進む。
〔写真説明〕昨年8月15日に開催された全国戦没者追悼式の会場に入る遺族ら=東京都千代田区
2026年08月14日 14時54分