
首都圏で相次いだ闇バイト強盗のうち、2024年10月、横浜市で70代男性が死亡した事件や、千葉県内で発生した事件の実行役だったとして、強盗致死などの罪に問われた通信回線営業員藤井柊(28)、無職久保田陸斗(23)両被告の裁判員裁判の初公判が14日、千葉地裁(日野浩一郎裁判長)であった。両被告は「間違いない」などと述べ、起訴内容を認めた。一方、弁護側は起訴内容の強盗被害額の一部が実際と異なると主張した。
検察側は冒頭陳述で、両被告は匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)のメンバーとして一連の事件に関与したと指摘。藤井被告は4件、久保田被告は3件の強盗事件で実行役を担うなどしており、審理に当たっては、組織性や計画性なども考慮するよう求めた。
起訴状によると、両被告は24年10月15日、横浜市青葉区の70代男性宅に押し入り、暴行を加えて死亡させたほか、同月8~9日に千葉県船橋市、同月17日に同県市川市の住宅にも侵入し、住人にけがをさせて現金を強奪するなどした。
〔写真説明〕千葉地裁=千葉市中央区
2026年10月14日 15時50分