民事訴訟の提出システムに障害=代替手段促す、デジタル化後初―最高裁



最高裁は15日、民事裁判の訴状などをオンラインで提出するシステム「mints(ミンツ)」に障害が発生したと公式サイトで発表した。利用できない場合、書面による申し立てを検討するよう呼び掛けている。民事訴訟手続きは5月に全面的にデジタル化されたが、システム障害に伴い、代替手段を促したのは初めて。

最高裁によると、障害は同日午前9時ごろ確認された。システムに入れなかったり、記録の一覧画面が表示されなかったりする状況が続いたという。原因は調査中だが、不正アクセスなどサイバー攻撃の可能性をうかがわせる事情はないという。

訴訟代理人の弁護士には訴状や主張書面のオンライン提出が義務付けられているが、ミンツが利用できない際は書面での提出も可能とした。最高裁は「ご不便をおかけしていることをおわび申し上げる。原因調査と対応の検討を急ぎ進めている」とコメントした。

〔写真説明〕最高裁=東京都千代田区

2026年10月15日 21時25分


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