農水相に武部新氏=高市首相、体制立て直し急ぐ



高市早苗首相は15日、辞任した簗和生氏の後任となる農林水産相に自民党の武部新・元農水副大臣(56)を起用する方針を決めた。首相官邸で武部氏と会談して伝えた。同日午後5時半から皇居で閣僚認証式を行い、内閣の体制を立て直したい考えだ。

首相は会談後、記者団に「即戦力として国会対応も含め、活躍していただけるという考えから選んだ」と説明。武部氏は「農水行政にとって重要な局面を迎えている。重責をこなしていく」と語った。簗氏が「予算カット」発言などで辞任した経緯を踏まえ「公平性の高い政策を推進する必要がある」とも述べた。

武部氏は衆院北海道12区選出で当選6回。父の武部勤・元自民幹事長も農水相を経験している。

一方、自民の磯崎仁彦参院国対委員長は15日午前、立憲民主党の斎藤嘉隆国対委員長と会談し、今後の国会日程を協議した。磯崎氏は首相と全閣僚が出席する参院予算委員会の質疑を予定通り16、19両日の日程で行うことを求めた。斎藤氏は当初難色を示したが、最終的には開催で合意した。

衆院側では野党5党派の国対委員長が会談した。食料品の消費税減税関連法案を巡り、首相の本会議、委員会への出席や参考人質疑などの充実審議を求めることで一致。簗氏辞任を受け、衆院予算委員会の集中審議開催を求めることも確認した。

【時事通信社】 〔写真説明〕記者団の取材に応じる自民党の武部新氏=15日午前、首相官邸 〔写真説明〕首相官邸に入る高市早苗首相=15日午前、東京・永田町

2026年10月15日 14時15分


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