
15日午前の東京株式市場で日経平均株価が6万5000円を割り込み、前日比の下げ幅は3200円超に達した。米国市場の展開を引き継いで半導体関連株が急落し、日経平均を大きく押し下げた。午前の終値は3255円23銭安の6万4489円06銭だった。
14日の米国市場では、9月の消費者物価指数が予想をやや上回って長期金利が一時上昇し、半導体など人工知能(AI)関連株が大幅に下落。これを受け、15日の東京市場でも朝から半導体製造装置などの関連銘柄で売りが強まった。
米国市場でAIデータセンターを貸し出す事業を手掛ける新興企業の社債利回りが急上昇したことも、関連株の売りを誘った。AI産業は巨額の設備投資資金を社債などの有利子負債に頼っており、「金利上昇が意識されると財務不安が強まり、株は売られやすい」(大手証券)との声が聞かれた。
【時事通信社】
〔写真説明〕前日比3000円超下落した日経平均株価を示すモニター=15日午前、東京都港区の外為どっとコム
〔写真説明〕東証=東京都中央区(EPA時事)
2026年10月15日 12時31分