追突直前に急ハンドルか＝名神死傷事故でバス運転手－滋賀県警

滋賀県草津市の名神高速道路で１７人が死傷した玉突き事故で、自動車運転処罰法違反（過失運転致傷）容疑で逮捕されたバス運転手鈴木武容疑者（５２）が追突直前にハンドルを右に切った可能性のあることが２５日、県警への取材で分かった。県警は同容疑者の前方不注意が原因とみており、バスに設置されたドライブレコーダーの解析を進めるなど、詳しい状況を調べている。

県警高速隊などによると、バスに追突されたワンボックスカーに乗っていた会社員仲本佳子さん（５８）＝奈良県大和高田市奥田＝が死亡し、孫の小学１年の女児（７）が意識不明の重体。他に子どもを含む１５人が重軽傷を負った。ワンボックスカーには仲本さんの娘３人とその家族を含む計１２人が乗っており、福井県内の親族宅へ向かう途中だったという。

2019年05月25日 12時04分

society

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