「ながら運転」事故、４５％減＝昨年１２月以降、罰則強化で―警察庁

携帯電話を使用しながら自動車などを運転する「ながら運転」による交通事故の件数が、昨年１２月～今年２月は３６３件で、１年前の同期間より４５％減ったことが２日、警察庁のまとめで分かった。同庁は、ながら運転の罰則が昨年１２月から強化された影響とみている。

ただ、死亡事故が７件起き、重傷事故も３４件あった。警察庁は６～１５日の春の全国交通安全運動で、運転中は携帯電話などを使用しないよう呼び掛ける。

改正道交法が昨年１２月に施行され、ながら運転の罰則は６月以下の懲役または１０万円以下の罰金などに強化された。反則金は、普通車で３倍の１万８０００円に引き上げられた。

2020年04月02日 10時16分

society

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