「シウマイ像」お披露目＝栃木県鹿沼市〔地域〕

シューマイを町の名物にしようと取り組む栃木県鹿沼市で、鹿沼商工会議所がＪＲ鹿沼駅前に設置した「シウマイ像」がお披露目された。

「シウマイ」で有名な崎陽軒（横浜市）の初代社長が市出身であることにちなみ、商工会議所は「かぬまシウマイ」による街おこしを進めている。同社と共同で、市内飲食店向けにメニュー作りを支援。今後、シューマイ提供店のマップを配布することにしている。

「シウマイ像」は、東京芸術大で非常勤講師を務める石井琢郎さんが制作。シューマイは人が手で握って作ることから、「握る」をテーマに市産の深岩石（ふかいわいし）で表現した。縦９０センチ、横８５センチ、奥行きは２メートル８０センチ。

像の除幕式で、商工会議所の木村剛考会頭は「宇都宮餃子（ギョーザ）、佐野ラーメンのように、かぬまシウマイが食べられることにより、多くの人がここを訪れるようになってほしい」と話した。

2021年09月27日 10時09分

society

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