版画制作「軽率だった」＝北畑容疑者、逮捕前取材に

偽版画を制作した疑いで逮捕された工房経営者北畑雅史容疑者（６７）は２月、時事通信の取材に対し、関与を認め、「軽率だった」と後悔の念をにじませていた。

北畑容疑者によると、元画商加藤雄三容疑者（５３）とは約１２年前に知り合った。約８年前に版画制作を頼まれ、これまでに東山魁夷や平山郁夫、片岡球子、有元利夫の４人の画家の作品計約４０点をそれぞれ２０枚ずつぐらい作ったという。「（加藤容疑者から）修復の仕事をたくさん受注していたこともあり信頼していた」と話した。

版画制作を最初に依頼された際、加藤容疑者からは「絶対に迷惑が掛からないようにすると言われた」と振り返り、「使用許可を取っているか、販売以外の目的かと思った」と語った。同容疑者から百貨店で販売していたと打ち明けられたのは昨年１１月ごろだったという。

2021年09月27日 10時41分

society

関連記事

宗教２世虐待、４７件把握＝「恐怖あお

脱線から１９年、犠牲者追悼＝ＪＲ西社

宝島さんと都内空き家で接触か＝逮捕の

旅客船事業の規制厳格化＝海保は救助体

追悼式で遺族ら献花＝犠牲者の冥福祈る

車から宝島さん妻の免許証、血痕も＝発

米グーグルに初の行政処分＝ヤフー広告

海洋観測艦派遣し深海調査＝ヘリ事故、

事件前、粘着テープやガソリン購入＝逮

災害伝承碑「活用を」＝地図記号発表か

紅麹被害、実態解明急ぐ＝機能性食品、

進まぬ公費解体、復興に影＝申請、いま