
ロッテの左腕、小島が圧巻の投球を見せた。右打者9人を並べたヤクルト打線に対し、7回3安打1失点。危なげない内容でチームを勝利に導いた。
140キロ中盤の直球は、球速以上の伸びがあった。一回、先頭打者を2ボール1ストライクから2球続けて146キロを内角へ投じ、見逃し三振に。スライダーや落ちる変化球でタイミングをずらし、二回からは4者連続三振を奪った。
七回には2死三塁のピンチでモンテルとの勝負。「絶対に1点もやりたくない場面。気合が入っていた」。110球を超えても直球は145キロを計測。最後は内角へのカットボールでバットを粉砕し、三ゴロに仕留めた。
かつてサブロー監督は、小島の投球について「序盤は良くなくて、中盤から尻上がり」と指摘していたが、この日は五回まで無安打投球。課題を見事に克服した。小島は「序盤から点を取ってくれて優位に進められた」と味方に感謝した。
昨年まで3年連続開幕投手。今季は思うような投球ができず、2軍落ちも経験したが、自身2連勝と調子を取り戻しつつある。サブロー監督も「久々に良い小島を見られた」とご満悦。下位からの巻き返しへ、背番号14の躍動は欠かせない。
【時事通信社】
〔写真説明〕力投するロッテ先発の小島=4日、神宮
2026年06月04日 22時13分