
巨人の則本が、慣れ親しんだ仙台で好投した。古巣の楽天を相手に七回途中2失点。2勝目をマークし、全12球団からの勝利も達成。「この地で勝てたことが感慨深いというか、幸せだと思う」と喜びをかみしめた。
序盤こそ球数がかさんだものの、尻上がりの投球。対戦を楽しみにしていた同学年の浅村は無安打に抑え、仕事をさせなかった。志願して続投した七回を投げ切れなかった悔しさは残ったが、「苦しい中でも何とか耐えて、味方が点数を取ってくれた。それが自分には力になった」。126球の熱投を振り返った。
プロ生活をスタートさせ、酸いも甘いも味わってきたかつての本拠地は特別な場所。「1イニングでもワンアウトでも1球でも多く、このマウンドで投げたいなと思っていた」。レギュラーシーズンで次に仙台で投げるチャンスが巡ってくるのは、2年後の交流戦。35歳の右腕は「次に投げるのはいつになるか分からないし、もう投げられないかもしれない。途中降板にはなってしまったが、出し切れた」とすっきりとした表情で言った。
【時事通信社】
〔写真説明〕力投する巨人先発の則本=9日、楽天モバイル
2026年06月09日 22時44分