
けが人が相次ぐ西武に追い打ちをかけるように、この日は高橋光が腰の張りを訴えて先発登板を取りやめた。この苦境に救援陣が奮起し、7投手が零封リレー。西口監督は「豆田のおかげです」と、プロ初先発で3回46球を投げた右腕をたたえた。
本来は救援投手。豆田は、「1(イニング)ずつのイメージ」でマウンドに上がったという。一回は先頭の藤原を三振に仕留めるなど、3人で抑える上々の立ち上がり。イニングをまたいだ二回も3人で片付けると、その裏に石井が先制ソロを右翼席へ。「豆田がチームにいい流れをもってきてくれた」。三回は連打を浴びてピンチを背負ったものの、1死一、二塁で藤原、西川から連続三振を奪った。
四回に登板した2番手の岩城は、先頭に四球を与えたが4番山口を二ゴロ併殺打、上田は左飛に打ち取って切り抜ける。3番手の佐藤隼は3者三振。その後は森脇、篠原と継投。打線の援護に恵まれて勝ちパターンのウィンゲンターと甲斐野を温存でき、八回は松本、九回は黒木が抑えた。
首位ソフトバンクの遠い背中を追い、3位日本ハムを振り払いたい西武。アクシデントに見舞われた試合で、大きな1勝をもぎ取った。
【時事通信社】
〔写真説明〕力投する西武先発の豆田=14日、ベルーナドーム
〔写真説明〕2回、先制のソロ本塁打を放つ西武の石井=14日、ベルーナドーム
〔写真説明〕2勝目を挙げた西武・2番手の岩城=14日、ベルーナドーム
2026年08月14日 22時29分