二刀流復活、見通せず=ドジャース大谷、理想と現実の板挟み―米大リーグ



【デトロイト時事】大谷の投手復帰が見通せない。米大リーグ、ドジャースの二刀流は左膝に炎症を抱え、以前に痛めた右上腕の状態も悪化。当初の復帰計画は白紙となり、残り約1カ月のレギュラーシーズン中にマウンドに戻れるかは微妙な状況だ。

登板日やブルペン入りの予定がたびたび変更され、目前で頓挫。2度目の右肘手術を経て復帰した昨季と同様に、1イニングの登板から数週間にわたって投球回数を増やしていく方針だったが、時間的な余裕はなくなった。回復は一進一退。もどかしさを募らせているだろう。

ロバーツ監督は「彼の打者としての価値を損なうわけにはいかない。打撃に影響が出るなら、そこまでして投げさせる価値はない」と言う。米メディアからは万全でない以上、無理に投手起用する必要はないとの声も。本人は諦めていないだろうが、周囲のスタンスとのずれも見え隠れする。

もちろん、ワールドシリーズ3連覇を最大の目標に掲げる点では一致している。最近の大谷は打撃不振に陥っており、直近10試合は40打数5安打で打率1割2分5厘。ポストシーズンに向け、復調は喫緊の課題だ。投球復活にどこまでこだわるべきなのか。理想と現実のはざまで揺れている。

【時事通信社】 〔写真説明〕タイガース戦に臨むドジャースの大谷=29日、デトロイト(AFP時事)

2026年08月31日 14時49分


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