引退の錦織に相次ぐ賛辞=フェデラーさん「深い敬意」―全米テニス



【ニューヨーク時事】テニスの四大大会最終戦、全米オープンは30日に男女シングルス本戦が開幕した。今季限りでの引退を表明している男子の錦織圭(ユニクロ)は予選で敗退したが、かつてしのぎを削ったライバルから称賛の声が相次いでいる。

錦織が自身のアイドルと敬愛し、男子シングルスでツアー通算103勝を挙げたロジャー・フェデラーさん(スイス)は「何度も対戦してきた選手で深い敬意を抱いていた」と評価。錦織が10代の頃に一緒に練習もした。「『いつか彼に負ける日が来る』と話していた。彼の成長をずっと見てきた。対戦できたことは大きな喜び」と述べた。

2021年東京五輪の準々決勝など大舞台で何度も壁となって立ちはだかった四大大会通算24勝のノバク・ジョコビッチ(セルビア)は「私が対戦した中で最も才能のある選手の一人。全てのコートで同じように速く、正確にプレーできる。彼が成し遂げた全てを誇りに思うべきだ」とたたえた。

故障と闘いを強いられた36歳に、ねぎらいの言葉も送られた。2021年全米オープン覇者のダニール・メドベージェフ(ロシア)は「信じられないほどの安定感があった。何度も大きな故障から復帰してトップ選手として活躍してきたのは本当にすごい」と語り、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)は「これほど多くのけがに見舞われていなければ最高級のキャリアを送っていた。本当に素晴らしい選手だが、不運な面もあった」と指摘した。

【時事通信社】 〔写真説明〕全米オープンの会場で記者会見に臨むフェデラーさん=8月24日、米ニューヨーク(EPA時事) 〔写真説明〕東京五輪の男子シングルス準々決勝を終え、健闘をたたえ合うジョコビッチ(左)と錦織圭=2021年7月、東京・有明テニスの森公園

2026年08月31日 15時07分


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