日本、8強へスピード勝負=ドイツ大会、4日開幕―バスケ女子W杯



バスケットボール女子のワールドカップ(W杯)は4日にベルリンで開幕する。16チームが出場し、優勝チームには2028年ロサンゼルス五輪の出場権が与えられる。世界ランキング10位で、5大会連続出場の日本は、6位だった1979年大会以来となるベスト8以上を目標に掲げる。

21年東京五輪銀メダルチームとして臨んだ2年前のパリ五輪は、3戦全敗で1次リーグ敗退。ロスに向け、今大会は世界での立ち位置を確認する重要な戦いとなる。昨年1月に就任したコーリー・ゲインズ監督は「自分たちで築いたスタンダードを守れば、どの相手にも勝てる」と意気込む。

掲げる戦術は「ペース・アンド・スペース」。速いテンポで攻撃を仕掛け、コートを広く使って人とボールが目まぐるしく動くバスケットを目指す。得点源となるのはガード陣。7月に米プロリーグ(WNBA)入りした山本麻衣(エースズ)は、強豪で主力級の活躍を見せており、日本のエースとして期待される。20歳の田中こころ(ENEOS)はW杯初出場。4月のWNBAドラフト会議でバルキリーズから指名され、山本と共に世界の注目を集める。

速攻を増やすために重要となる守備では、フルコートでプレスをかけ続ける運動量がポイントとなる。リバウンドも70%以上の奪取を目標として重点的に強化。193センチの渡嘉敷来夢(トヨタ自動車)、チーム最年長36歳の高田真希(デンソー)らベテラン勢がゴール下で体を張る。

1次リーグA組では身体能力の高いマリ、地元のドイツ、欧州の強豪スペインが相手。日本はベンチメンバーを含めた12人全員でコート内をかき回し、決勝トーナメント進出を狙う。

【時事通信社】 〔写真説明〕バスケットボール女子W杯ドイツ大会に向けた記者会見で、撮影に応じる田中こころ(前列中央)ら女子日本代表の選手たち=8月20日、東京都北区

2026年09月02日 12時44分


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