
試合終了間際、京都の新井が左サイドからクロス。松田が勢いよくゴール前に入り、右足で合わせた。クラブにとってACL初ゴール。劇的な決勝点にホームのサポーターが沸いた。試合を決めた松田は「信じて走った。この1勝は大きい」。充実感に浸った。
互角の攻防が続いた中、後半は主導権を握った。福岡のスルーパスから、中野が放ったシュートはGK正面。J1の試合から中2日。試合終盤も新井が走り続けてプレスで迫った。足を止めずに初白星をつかんだ。
昨季3位でつかんだアジアの切符。ただ、指揮官交代に主力の移籍が重なり、新しい船出となった。システムも変更し、持ち味の攻撃力は以前のようには発揮できていない。それでも、ポポビッチ監督は「試合を重ねるごとに、前進している姿を見せられている」と話す。
アジアでの戦いは厳しい日程にも迫られるが、尹星俊、中野ら下部組織出身の若手にとって、貴重な経験を積む場となる。「歴史的な勝利ができた。納得いくプレーはできなかったが、チームが勝ててよかった」と尹星俊。結果を残しながら新しい京都の姿を見せていくしかない。
【時事通信社】
〔写真説明〕後半、先制ゴールを決める京都の松田(中央)=13日、京都・サンガスタジアムbyKYOCERA
2026年10月13日 22時14分