外国人5%超は132市区町村=5年で2.5倍、地方にも拡大―国勢調査



総務省が公表した2025年国勢調査(確定値)で、人口に占める外国人の割合が5%を超えた自治体は全国で132市区町村となり、5年前の53から2.5倍に増えたことが分かった。大都市や製造業の集積地だけでなく、観光や農業が盛んな地方部でも外国人の集住が進む実態が浮き彫りとなった。

国内の外国人人口は過去最多の約384万人で、総人口に占める割合は3.1%。前回20年調査(約274万人)から4割増えた。

外国人人口が5%を超えた自治体がある都道府県は、前回調査の17から宮城、兵庫などが加わり、27に拡大。前回調査では大都市や製造業が盛んな地域で目立ったが、25年はリゾート地や農林水産業を主要産業とする地域にも広がり、北海道は5町村から22町村に急増した。背景には、深刻な人手不足を受けた外国人雇用の拡大があるとみられる。

最も外国人割合が高かったのは、長野県川上村の26.5%。特産のレタス栽培などを外国人労働者が支えており、20年(19.0%)に続き首位だった。北海道占冠村は、前回からほぼ倍増の21.7%。村の担当者は「17年のリゾート施設開設が契機となり、外国人客に対応するため、外国人を雇用する動きが広がった」と話す。外国人割合が1割を超えたのは21市区町村で、うち4町村が2割を超えた。2割を超えた自治体が確認されたのは、国勢調査では初めて。

【時事通信社】 〔写真説明〕総務省=東京都千代田区

2026年10月13日 14時45分


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