
また一つ、勝ち星を重ねたDeNA。息詰まる投手戦で試合を決める1点を生んだのは、牧の一振りだった。
最多勝、勝率第1位の高橋を崩せず、無得点のまま終盤へ。八回2死。牧は「甘い球は、どの球種でもいくつもり」で打席に立った。真ん中付近に来た3球目のツーシームを強振。高々と上がった打球がスタンドに入ったのを確認すると、拳を突き上げた。
昨年もリーグ覇者の阪神が相手だったファイナルステージは、初戦から3連敗であっけなく終わった。「何もできなかった」と振り返る。今季はキャリアハイとなる30本塁打を放った主砲が、ポストシーズンもチームを引っ張っている。ファーストステージでは2試合連続本塁打。ファイナル第1戦は無安打ながら2四球で貢献し、第2戦は2安打。好調を維持している。
連勝で、日本シリーズ進出まであと2勝。明らかに相手を上回る勢いを見せているが、気を緩めず「あしたはあしたで厳しい戦いになる。初回からいい攻撃ができるように全員で戦いたい」。静かに闘志をみなぎらせていた。
【時事通信社】
〔写真説明〕8回、決勝のソロ本塁打を放つDeNAの牧=15日、甲子園
〔写真説明〕8回、先制のソロ本塁打を放ち、喜ぶDeNAの牧=15日、甲子園
2026年10月15日 22時39分