
待望の瞬間だった。広島に10年ぶりに戻って来た浅野が今季初ゴール。「やっとという気持ちが正直なところ」。おなじみの「ジャガーポーズ」も披露し、紫色に染まったスタンドを沸かせた。
1点リードの後半から出場し、5分に見せ場が訪れた。右サイドで起点となり、ペナルティーエリア内に進入。こぼれ球を味方が左サイドにつなぐと、「来るんじゃないかなと予感していた」。菅のシュート性のボールに右足で合わせた。
2016年から欧州でプレーし、日本代表でも活躍した31歳。広島に復帰した今季は左脚のけがで出遅れた。「ここまで決していい道のりだったとは思わないが、早くゴールを届けたかった」。24年に開業した本拠地での自身初得点を喜んだ。
チームは浅野のゴールの後に2点を加え、4―0の完勝。4失点で大敗した21日の長崎戦の悪い流れを振り払った。「最後に笑って終われるように、全力でやっていくだけ」。広島を15年シーズン以来の頂点に導くため、これからも走り続ける。
【時事通信社】
〔写真説明〕浅野拓磨
2026年10月24日 19時56分