
7分と掲示された追加タイムは残りわずかだった。2点を追うC大阪は、まず桜川のゴールで反撃。さらに21歳の横山がチームを救った。
敵陣左サイドで味方が競り合ってこぼれたボールを拾うと、横山は思い切って仕掛けた。ドリブルで切り込み、ペナルティーエリア内で右足を振った。開幕戦以来のゴールはサポーターが熱狂する劇的な形。自主練習で磨いてきたシュートで、「練習は裏切らないと改めて思った」。
ロサンゼルス五輪を目指すU21(21歳以下)日本代表として、アジア大会に出場。中心選手として活躍した一方、頂点には届かず、SNSでは批判の声があった。「感じるものはあったが、自分の武器がぶれると終わってしまう。自分を貫いた結果、ああいうゴールが待っていた」と言った。
下位に沈む千葉を相手に最悪の結果は免れたが、7試合勝利なし。サポーターからのブーイングに、横山は「気持ちはもちろん分かる。勝ち点1を拾えたことをプラスに捉えるしかない」。次は勝利につながるゴールを狙う。
【時事通信社】
〔写真説明〕後半、同点のゴールを決めるC大阪の横山(中央)=25日、大阪・ヤンマーハナサカスタジアム
2026年10月25日 19時08分