米財務長官、異例のG20欠席=「ワシントンで責務」



【ワシントン時事】ベッセント米財務長官は19日、来週26、27日に南アフリカのケープタウンで開かれる20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議について、「ワシントンでの責務」のため出席しないと明らかにした。世界経済に大きな影響力を持つ米国の財務長官欠席は異例。

米財務長官は基軸通貨ドル政策を担う。経済や金融の課題の対処に主導権を発揮することが期待されている。ベッセント氏に代わり、財務省高官が出席するという。

一方でベッセント氏はX(旧ツイッター)に、各国の財政、金融当局者と4月にワシントンで行われる国際通貨基金(IMF)と世界銀行の春季会合で「会うことを楽しみにしている」と投稿。「トランプ大統領の課題を進めるため、各国財務相と定期的に連絡を取っている」と強調した。

【時事通信社】 〔写真説明〕ベッセント米財務長官=4日、ワシントン(EPA時事)

2025年02月21日 13時34分


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