基礎年金額、1.9%プラス=26年度、物価上昇率より低く―厚労省



厚生労働省は23日、2026年度の公的年金の支給額を公表した。全国民が対象となる基礎年金を前年度比で1.9%、サラリーマン向けの厚生年金(報酬比例部分)を2.0%引き上げる。増額は4年連続。年金財政を安定させるため給付を抑える「マクロ経済スライド」も発動。この結果、物価上昇率より低い伸びにとどまり、実質目減りとなる。6月に支給する4月分から反映させる。

年金支給額は、直近1年間の物価と過去3年度分の賃金の変動率を基に毎年度改定している。総務省が23日に公表した昨年の全国消費者物価指数を踏まえた物価上昇率は3.2%、賃金上昇率は2.1%だった。

マクロ経済スライドは、物価と賃金がプラスの場合に適用する。これにより、伸び率の小さい賃金上昇率から基礎年金は0.2%分、厚生年金は0.1%分をそれぞれ差し引いて最終的な改定率が決まった。

【時事通信社】 〔写真説明〕厚生労働省=東京都千代田区

2026年01月23日 11時59分


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