東京株、2878円高=史上3番目の上げ幅、停戦合意を好感



8日の東京株式市場で、日経平均株価は一時前日比2900円超高と急騰し、5万6000円台を回復した。米国とイランが2週間の停戦で合意し、原油先物相場が大幅下落したことを受けて投資家心理が改善した。終値は2878円86銭高の5万6308円42銭と、史上3番目の上昇幅を記録した。

東京市場の取引開始前に停戦合意が伝わり、米国産標準油種WTIは一時1バレル=91ドル台に急落。東京市場はプライム銘柄の9割近くが値上がりするなど全面高となった。日経平均は、中東の紛争開戦前の2月27日から3月31日にかけて約7787円下落したが、4月8日までの上昇で、下落幅の7割近くを取り戻した。

市場では、停戦合意は「紛争終結への一歩とみなされ、下値不安が後退した」(国内運用会社)との指摘があった。ただ、原油価格が紛争以前の状態に戻るかは不透明で「企業業績への悪影響は避けられない」(国内証券)と、警戒感を示す市場関係者もいた。

【時事通信社】 〔写真説明〕米国とイランの停戦合意を受けて、歴代3位の上昇幅となった日経平均株価の終値を示すモニター=8日午後、東京都中央区

2026年04月08日 17時31分


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