小川賢太郎さん死去=ゼンショーHD創業者、77歳―牛丼「すき家」展開、買収で外食最大手に



牛丼チェーン「すき家」などの外食事業を手掛けるゼンショーホールディングス(HD)の創業者で、会長の小川賢太郎(おがわ・けんたろう)さんが6日、心筋梗塞のため死去した。77歳だった。葬儀は家族葬で執り行い、後日「お別れの会」を開く予定。

1948年石川県生まれ。東京都立新宿高卒。東大を中退後、牛丼の吉野家で働いた経験を生かし、82年に「すき家」1号店を横浜市に開いた。BSE(牛海綿状脳症)問題で2003年に米国産牛肉の輸入が禁止されるとオーストラリア産の採用を決断し、シェアを拡大。「すき家」を国内最大の牛丼チェーンに躍進させた。

積極的なM&A(合併・買収)で牛丼以外の業態にも手を広げ、うどんの「なか卯」やハンバーガーの「ロッテリア」など多くの飲食チェーンを買収。11年3月期には連結売上高で日本の外食業のトップに立った。

一方、14年には深夜・早朝の1人勤務体制「ワンオペ」の過酷な労働環境が批判を浴び、25年には異物混入が相次ぎ発覚するなど、不祥事の対応に追われた。

同年6月に社長の座を次男の洋平氏に譲り、会長として経営のかじ取りを支えた。

【時事通信社】 〔写真説明〕ゼンショーホールディングス創業者の小川賢太郎さん(同社提供)

2026年04月07日 10時17分


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