
8日午前の東京外国為替市場で、円相場が一時、1ドル=152円台後半に大幅上昇した。2月中旬以来、約7カ月ぶりの高値水準。日銀の利上げペースが加速するとの観測を背景に、円買い・ドル売りの勢いが強まった。
日米当局者の発言から、これまで市場が想定していたよりも速いペースで日銀が利上げするとの見方が拡大。日米の金利差縮小が意識され、海外投資家らが積み上げていた円売り・ドル買いの持ち高を解消する動きを一段と強めた。
市場からは「円相場は150円まで上昇する可能性がある」(FX会社)との声が聞かれた。
為替動向について、片山さつき財務相は8日の閣議後記者会見で「対応方針は(7月末に)日米協調介入を実施した時から一切変わっていない」と強調。米財務省と連携し、「秩序ある為替相場の維持に取り組む」と述べた。
【時事通信社】
〔写真説明〕1ドル=153円台に上昇した円相場を示すモニター=8日午前、東京都港区の外為どっとコム
2026年09月08日 12時59分