トランプ氏、NATO会議で同盟国非難=対イラン作戦巡り不満



【アンカラ時事】トランプ米大統領は8日、トルコの首都アンカラで開かれた北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に出席し、対イラン軍事作戦で支援がなかったと記者団の前で同盟国を批判した。スペインをやり玉に挙げ、「NATOに満足していない」と語った。トランプ氏は閉幕に合わせて記者会見し、できる限り早く全ての加盟国が防衛費を国内総生産(GDP)比5%にするよう求めると述べた。

NATOは昨年、2035年までに防衛費のGDP比5%を実現することで合意。トランプ氏は目標に向けて十分な対応をしていない国に対し、圧力を強める構えを見せている。

また、トランプ氏は、対イラン軍事作戦の支援に消極的だったイタリアやスペインなど一部のNATO加盟国への不満を隠していない。SNSで「彼らはわれわれのためにいてくれなかった」と非難。欧州の盟友と言われたメローニ伊首相とはネット上で応酬を繰り広げた。

8日も記者団に対し、スペインが「ひどい同盟国」と発言。貿易全面停止に言及した。また、持論のデンマーク自治領グリーンランドの領有を改めて主張した。

【時事通信社】 〔写真説明〕北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に出席し、集合写真の撮影に臨むトランプ米大統領(前列左)=8日、トルコ・アンカラ(EPA時事)

2026年07月09日 12時24分


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