長期金利上昇、一時2.9%=30年ぶり高水準



9日の東京債券市場で、長期金利の指標となる新発10年物国債の流通利回りが一時、2.900%に上昇(債券価格は下落)した。日本相互証券によると、1996年11月以来、約30年ぶりの高水準。財政悪化懸念にイラン情勢の緊迫化に伴うインフレ警戒感が重なり、債券売りが加速した。終値は前日より0.01%高い2.875%。2.6%台後半だった先月末から1週間余りで0.2%超上昇した。

市場では、高市政権の財政運営に対する懸念に加え、日銀の追加利上げが遅れてインフレが加速するとの観測が広がっている。また、イランに対する米国の追加攻撃を背景に原油相場が上昇。米長期金利が上昇し、国内金利に波及した。

【時事通信社】 〔写真説明〕東京都心=資料(AFP時事)

2026年07月09日 19時31分


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