現制度で最大の賃上げ=初任給は1万円増―ソニーグループ



ソニーグループは22日、社員の月額基本給に当たる「ベース給」の水準を7月に引き上げると明らかにした。上げ幅は、現行の報酬制度を導入した2015年以降で最大となる。物価高騰への対応や人材獲得強化の観点から、若手や人事評価の高い社員に重点的に配分する。23年4月以降に入社する新卒社員の初任給も1万円引き上げる。

昇給率は、主任級に相当する「上級担当者」の標準モデルで、若手などへの特別加算を含めて5%超(金額で1万8600円)、賞与を含めた年収ベースでは約7%(同約23万円)となる。業績連動方式の持ち株会社を除き、国内事業会社では6.6~6.8カ月分の賞与を支給する。

〔写真説明〕ソニーのロゴマーク=2月23日、横浜市

2023年03月22日 17時53分


関連記事

政治・行政ニュース

社会・経済ニュース

スポーツニュース