基礎収支、来年度赤字0.8兆円と政府試算=高市首相、健全化目標「数年単位でバランス」―「骨太方針」に向け、見直し指示



政府は22日、経済財政諮問会議(議長・高市早苗首相)で、財政健全化の指標となる国・地方の基礎的財政収支(プライマリーバランス、PB)が2026年度に8000億円程度の赤字になるとの試算を示した。コロナ禍後で最大規模となった25年度補正予算の執行が翌年度にずれ込むため、昨年8月の試算(3兆6000億円程度の黒字)から悪化。黒字化の達成時期は、27年度に1年後ずれする。

政府が目指した「25年度から26年度」にPBを黒字化する財政健全化目標の達成は困難な状況だ。「責任ある積極財政」を掲げる高市首相は席上、PBを単年度ではなく「数年単位でバランスを確認する方向に見直す」と表明。年央にまとめる経済財政運営と改革の基本方針「骨太の方針」に向け、健全化目標の見直しを指示した。

〔写真説明〕経済財政諮問会議に臨む高市早苗首相(左から3人目)=22日午後、首相官邸

2026年01月23日 08時06分


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