
KDDIは22日、堺市で整備を進めていた大規模データセンターの稼働を開始したと発表した。生成AI(人工知能)向けに特化したデータセンターとなる。シャープの堺工場の跡地を昨年4月に100億円で取得し、既存の電力や冷却設備を活用することで、1年弱で稼働にこぎ着けた。
サーバーには米半導体大手エヌビディアの画像処理半導体を搭載した最新のAI計算基盤を導入した。4月から、主に製薬業界での活用を見込んでおり、電子カルテなどの分析時間短縮やコスト削減が期待できるという。延べ床面積は東京ドーム1.2個分の5万7000平方メートルで、再生可能エネルギー由来の電力を100%使用している。
KDDIの松田浩路社長は22日の開所式で、液晶パネル工場を短期間でデータセンターとして再利用できた理由について「建物内が整備されていたおかげで、(それを)最大限活用できた」と述べた。
〔写真説明〕KDDIの大阪堺データセンター(同社提供)
〔写真説明〕KDDIの大阪堺データセンターの開所式で、AI計算基盤を公開する松田浩路社長=22日午後、大阪府堺市
2026年01月22日 19時49分