
8日の東京株式市場で、日経平均株価は一時前日比2800円超高に急騰、約1カ月ぶりに5万6000円台を回復した。中東情勢を巡り、米国とイランが停戦に合意。原油先物相場が大幅に下落したことが好感された。午前の終値は2649円27銭高の5万6078円83銭。
トランプ米大統領は7日、イランへの攻撃を2週間停止すると表明。イランも停戦に同意したとされ、米国産標準油種WTIは一時1バレル=91ドル台に急落した。
これを受け、株式市場では中東紛争が早期収束に近づいたとの思惑から幅広い銘柄が買われた。「このまま終結に向かうとの期待が市場心理を支えており、投資家はリスクオン姿勢に傾いている」(国内証券)との声が聞かれた。
一方で、先行きの不透明感も残っており、「原油価格は高止まりするかもしれない」(大手証券)と警戒する見方もあった。
〔写真説明〕東京証券取引所のマーケットセンター=東京都中央区
2026年04月08日 12時05分