
2026年度予算案は7日午後の参院本会議で採決される。与党の自民党と日本維新の会は、過半数(124)に4議席届いていないが、複数の無所属議員の協力などを得て、賛成多数で可決、成立を見込む。予算成立が4月にずれ込むのは15年以来11年ぶりとなる。
一般会計の歳出総額は122兆3092億円。高市早苗首相の掲げる「責任ある積極財政」を反映し過去最大となった。社会保障関係費に39兆559億円、国債費に31兆2758億円を計上。高校授業料や小学校給食費の無償化に必要な経費なども盛り込んだ。
参院予算委員会は、7日午前に首相が出席して集中審議を実施。予算案は、同日午後の締めくくり質疑の終了後に可決、本会議に緊急上程される運びだ。
衆院の優越規定により、本会議で可決されなかった場合でも、7日中に成立する見通し。
今回の予算審議は、衆院解散に伴い例年より約1カ月遅れの2月下旬に始まった。首相が年度内成立にこだわったため、与党は衆院の審議時間を大幅に短縮。しかし、参院では多数を握る野党に充実審議を求められ、最終的に年度内成立を断念した。政府は「つなぎ」となる暫定予算を編成、3月30日に成立させた。
【時事通信社】
〔写真説明〕首相官邸に入る高市早苗首相=7日午前、東京・永田町
2026年04月07日 08時53分