
【ワシントン時事】米連邦準備制度理事会(FRB)のジェファーソン副議長は7日の講演で、米イスラエルの対イラン軍事作戦をきっかけとした原油価格高騰の行方を巡る先行きの不透明感が持続すれば、「雇用増の抑制が長期に及ぶリスクがある」との懸念を示した。
先週発表された3月の米雇用統計では、非農業部門の就業者数は前月比17万8000人増と、市場予想を大きく上回った。ただ、2月は13万3000人減と大幅に落ち込んでおり、ジェファーソン氏は、「1~3月期の就業者増は月平均で約7万人と、ペースは幾分抑えられている」と言及した。
3月の米失業率は4.3%と、低水準にとどまる。もっとも、ジェファーソン氏は「大きな経済ショックがあれば、失業率は上昇する可能性がある」と警戒感を示した。
〔写真説明〕米連邦準備制度理事会(FRB)のジェファーソン副議長=2024年2月、ワシントン
2026年04月08日 10時14分