日銀が15日発表した4月の国内企業物価指数(速報値、2020年平均=100)は132.8と、前年同月比4.9%上昇した。上げ幅は23年5月以来、2年11カ月ぶりの高水準。中東情勢の不安定化を受け、ナフサなど石油・石炭製品や化学製品など幅広い品目で価格上昇がみられ、原油高の影響が顕在化している。
企業物価指数は、企業間で取引されるモノの価格を示す。調査対象の515品目のうち、386品目が上昇、106品目が下落した。
銅やアルミニウムの相場が上がり、非鉄金属は37.9%上昇(前月は31.5%上昇)。イラン攻撃で中東のアルミニウム関連の生産拠点の操業が低下し、供給懸念から大幅上昇した。石油・石炭製品は5.3%上昇(同7.1%下落)。エチレンなどの化学製品も9.2%上昇(同0.8%上昇)した。農林水産物はコメの値上がりで12.5%上昇(同17.4%上昇)した。
2026年05月15日 14時16分
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