
ロシアは9日、旧ソ連の対ドイツ戦勝81年記念日を迎え、モスクワ「赤の広場」で軍事パレードが行われた。ウクライナ侵攻を続ける中、プーチン大統領が演説。国民の愛国心をかき立て、ロシアに有利な成果を達成するまでの継戦を訴えた格好だが、戦時経済が減速し、政権支持率には陰りが見える。
プーチン氏は演説で、ロシア軍がウクライナの戦場で「前進を続けている」と主張。勝利は「戦場と後方で築かれる」と述べ、国民に団結を呼び掛けた。パレードには重装備の兵士らが参加し、ロシア側で戦った北朝鮮部隊も行進した。
ウクライナのドローン攻撃を警戒し、今年はパレードの規模を縮小。軍事車両を登場させず、携帯電話のデータ通信も制限する厳戒態勢を敷いた。インターネット規制に国民の不満は大きい。日本を含む西側メディアは認められた会場取材を急きょ拒否された。
【時事通信社】
〔写真説明〕9日、モスクワの赤の広場で行われた対ドイツ戦勝81年記念日の軍事パレード=中継動画より(ロイター時事)
〔写真説明〕9日、モスクワの赤の広場で行われた対ドイツ戦勝記念日の軍事パレードを観閲するロシアのプーチン大統領(AFP時事)
〔写真説明〕9日、モスクワの赤の広場で行われた対ドイツ戦勝81年記念日の軍事パレードで行進する北朝鮮部隊(EPA時事)
2026年05月09日 19時52分