ニデック社長、M&Aを当面停止=会社再生を優先、不正防止に1300億円



モーター大手・ニデックの岸田光哉社長は29日、インタビューに応じ、会計や品質不正で揺らぐ同社の再生を最優先に取り組むため「企業の合併・買収(M&A)を停止する」との方針を明らかにした。これまで成長の原動力となっていたM&Aは当面封印する。「会社のガバナンス(企業統治)を立て直す」として、不正防止などに5年間で1300億円を投じる考えも示した。

不正会計を調査した第三者委員会は、創業者の永守重信氏による業績目標達成に向けた過度なプレッシャーなどが不正の背景にあったと指摘している。岸田氏は「短期的な利益を追求する風土があった」と振り返り、「会計や品質管理で不正ができないシステムを構築する」と強調した。

〔写真説明〕インタビューに答えるニデックの岸田光哉社長=29日午前、京都市南区

2026年05月29日 18時08分


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