経済産業省が29日発表した石油統計速報によると、4月の原油輸入量は、前年同月比65.7%減の407万キロリットルだった。中東情勢の悪化に伴うホルムズ海峡の事実上の封鎖が影響し、公表している1989年以降で最少となった。石油製品ナフサの輸入量も43.7%減となった。
原油を国別に見ると、輸入量が最も多いサウジアラビアが57.7%減、2番目に多いアラブ首長国連邦(UAE)は69.4%減だった。代替調達先となっている米国も、5月の輸入本格化を前に32.6%減と落ち込んだ。
ナフサは輸入に加え、原油の精製による生産も22.8%減と低調。国内向けの販売量は35.6%減だった。国内ではナフサを原料とする建設・包装資材の不足が問題となっている。
2026年05月29日 18時30分
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