
【ワシントン時事】米メディアは4日、米政府が対話型AI(人工知能)「チャットGPT」を手掛けるオープンAIの株式取得を検討していると報じた。政権幹部がアルトマン最高経営責任者(CEO)と水面下で協議を進めている。トランプ大統領もこれまでにIT企業や航空機大手ボーイングの株式を取得。利益相反がたびたび問題視されており、改めて波紋を呼びそうだ。
報道によれば、オープンAIが政府に対し、自主的に株式を譲渡する方式を模索している。アルトマン氏は第2次トランプ政権発足直後、トランプ氏にこの案を直接打診。その後も政権幹部と定期的に議論しているという。
オープンAIは早ければ9月の上場を目指し、数週間以内に新規株式公開(IPO)を申請すると報じられている。株式取得に伴う収益は、国民に「配当金」として支給するなど、11月の米中間選挙を前に「ばらまき」の原資となる可能性がある。
〔写真説明〕米オープンAIのアルトマン最高経営責任者(CEO)=3日、ワシントン(AFP時事)
2026年06月05日 15時10分