肉食の寄生バエ検出=まん延なら畜産業に悪影響―米テキサス州



【ニューヨーク時事】米農務省は5日までに、南部テキサス州で、生きた動物に寄生する肉食の新大陸ラセンウジバエの幼虫が、生後3週間の子牛から見つかったと発表した。まん延すれば、畜産業に悪影響が及ぶ恐れがあり、当局は監視を強化する。

国境を接するメキシコでは既に、被害が増えていた。ラセンウジバエは家畜やペットなど動物の傷口に卵を産み、かえった幼虫は生きている動物の肉を食い荒らす。米国では1966年に根絶が宣言されたが、散発的な発生事例は報告されていた。米国内の牛の飼育頭数が落ち込む中、ラセンウジバエが新たな脅威となることが警戒されている。

日本は米国産牛肉の主要な輸出先だ。農林水産省の担当者は「発生状況を注視している」としつつも、「国際基準に基づき、米国産牛肉製品の輸入を停止する予定は現段階ではない」と述べた。

〔写真説明〕新大陸ラセンウジバエの幼虫(米農務省提供・時事)

2026年06月05日 17時15分


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