
日銀が10日発表した6月の国内企業物価指数(速報値、2020年平均=100)は135.4となり、前年同月比7.1%上昇した。中東情勢の混迷を受けた原材料価格の上昇が響き、非鉄金属や石油・石炭製品など幅広い品目が値上がりした。上げ幅は23年3月以来、3年3カ月ぶりの高水準となった。
5月は6.6%の上昇だった。企業物価指数は、企業間で取引されるモノの価格を示す。調査対象となった515品目のうち418品目が上昇、81品目が下落した。
品目別では、アルミなどの非鉄金属が39.2%の大幅上昇(前月は42.1%上昇)。石油・石炭製品は22.8%(同13.7%)、化学製品は14.4%(同14.3%)それぞれ上昇した。米国とイランが戦闘終結の覚書に署名したことで原油価格は下落したものの、政府の補助金が減額されたため、ガソリンなどが値上がりした。
〔写真説明〕日銀本店=東京都中央区(AFP時事)
2026年07月10日 14時20分