
3日午前の東京外国為替市場の円相場は、一時1ドル=155円台前半に急騰した。約3カ月ぶりの高値水準。市場では、政府・日銀などによる追加の円買いの為替介入が実施されたとの観測も出ている。午前10時現在は156円11~12銭と前週末比4円09銭の大幅な円高・ドル安。
7月31日のニューヨーク市場では、日米の通貨当局が約28年ぶりに円買いの協調介入を実施し、円は160円台半ばから一時157円台前半まで急騰。週明け3日もこの流れを引き継いだ。
片山さつき財務相は同日朝、米財務省と円買いの協調介入を行ったとする談話を発表し、「今後、さらなる協調介入を実施することもちゅうちょしない」と表明。ベセント米財務長官もSNSで同様の投稿をした。これを受けて市場では、いったん「材料出尽くし」(FX業者)と受け止められ、157円台後半まで売り戻された。
だが、午前9時半前後になって急速に円買い・ドル売りの動きが強まり、一時155円20銭近辺まで急伸した。
〔写真説明〕1ドル=155円台をつけた円相場=3日、東京都港区の外為どっとコム
〔写真説明〕財務省=東京都千代田区
2026年08月03日 10時54分