
日本製鉄が4日発表した2026年4~6月期連結決算(国際会計基準)は、純損益が752億円の黒字(前年同期は1958億円の赤字)に転換した。25年6月に買収した米鉄鋼大手USスチールの収益が貢献し、中東情勢の影響によるコスト増などで苦戦する国内事業をカバーした。売上収益は前年同期比40.4%増の2兆8211億円。
都内で記者会見した岩井尚彦上席常務執行役員は「USスチールがグループの稼ぎ頭となった」と強調した。日鉄から技術者を派遣し取り組んでいたコスト削減が進んだほか、米鋼材市況の上昇も追い風となり、USスチールの収益力が改善。グループ全体の業績をけん引した。
〔写真説明〕日本製鉄本社=東京都千代田区(AFP時事)
2026年08月04日 21時01分