
財務省は28日、2027年度予算の概算要求を発表した。一般会計総額は26年度当初予算比15.1%増の38兆6948億円。インフレ懸念や日銀による利上げ加速観測などを背景に長期金利が上昇していることを反映し、国債の利払い費が膨らんだ。
大部分を占める国債費は、国債残高の増加や発行金利の上昇に伴い、17.1%増の36兆6386億円と過去最大。長期国債の想定金利は3.8%とし、26年度予算の3.0%から0.8ポイント引き上げた。概算要求段階では、1998年度(3.8%)以来29年ぶりの高水準となる。
このほか、民間投資の促進につなげる新設の「強く豊かな日本」投資枠として、1726億円を要求。国際復興開発銀行(IBRD)などへの拠出金や、重要鉱物の供給網(サプライチェーン)評価に向けた取り組みなどに充てる。
〔写真説明〕財務省
2026年08月28日 21時57分