NY原油急騰、1カ月ぶり90ドル台=米イラン対立懸念、株は下落



【ニューヨーク時事】1日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、米国とイランの戦闘激化に懸念が高まる中、急騰した。米国産標準油種WTIの終値は、前日比4.46ドル(5.20%)高の1バレル=90.22ドルと7月下旬以来、約1カ月ぶりの高値で終了した。

トランプ米大統領は1日、SNSで「ホルムズ海峡付近のイランの標的に対して攻撃を行っている」と投稿した。イランによるホルムズ海峡への機雷敷設や、中東における米側への攻撃に対する報復だと主張した。

市場ではエネルギー供給の混乱が正常化に向かう期待が後退し、燃料高によるインフレへの警戒も再び高まった。財政拡張への懸念を背景とした日本の長期金利の上昇も意識される中、欧州や米国などの債券・金融市場でも金利が高水準で推移した。

原油高と金利上昇を受け、株式市場では投資家心理が悪化。小売りや半導体、金融など幅広い銘柄が売り込まれた。優良株で構成するダウ工業株30種平均は3営業日続落し、前日終値比419.02ドル安の5万2766.88ドルで終了した。ハイテク株中心のナスダック総合指数は271.12ポイント安の2万6099.77で引けた。

2026年09月02日 07時24分

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